第二次世界大戦下、超絶傍若無人な激ヤバ警官など。
タイトル通りです。
#あちこちのすずさん 的な
祖母の話のメモです。
戦時下、超絶傍若無人な激ヤバ警官など。祖母の体験談です。
祖母の家は昔米屋をやっていたそうで、
米に困ることはありませんでしたが、
周りからの羨望が凄かったそうで。
家でご飯を食べているときも、
「あそこは米屋だからお米を食べていて羨ましい」と、
聞こえるように言われていたそうです。
たまらず見られないように家を全面屏風で囲うも、
やはりのぞき込まれたんだと。
そんなレベルの飢え具合でした。
学校で”麦飯チェック”のときは、
バレないように米をかなり柔らかく炊いていたら
「お前そんな飯のかさ増しをするなんてよっぽど貧乏なのか…」と言われたそう。
飯マウントとかあったんですかね?
そんな田舎の米屋でしたが、
近くに”ちょっとヤバい警察官”さんがいました。
その方の小エピソードをメモ書きしておきます。
エピソード1:闇米懲罰ラジオ体操
田舎から米を買いに来た疲労困憊の人を摘発しては、
ラジオ体操をさせた上で米を没収し祖母の家へ置くのだと。
貰った米はまた配給に回すのですが、
祖母はとてもそれを可哀想に思っていたようで。
まあそれを渡すと捕まるので何もできませんでしたが。
飢えたから買いに来ているのに運動をさせるなよと。
手を取り合っていきれないものですかね。
という発言も平和な今の立場だからできるのかもしれませんが。
なんだか胸糞がよろしくない。
エピソード2:嫉妬犬殺し
犬、射殺されました。
理由は”祖父が犬を溺愛していたのが羨ましかったから”と。
えぇ…
その警察官には特に処罰が下ることもなく、
祖母の家族は仕方なく桜の木の下に埋めて、
そこにツツジを植えたそうです。
毎年きれいな花が咲いたそうで。
いや別にいい話じゃないな。
なかなか狂気な警察官ですが、
そんな狂気が存在していたことから当時の悲惨さが伺えます。
めっちゃ可愛い犬だったらしく、
沖縄から祖母の家に来ていた「比嘉さん」という方にべったりな
忠犬ハチ公だったそうで。
羨ましくても犬を射殺しないようにしましょう。
しないか。
ヤバ警官についてはそんなところです。
また当時はいろいろな人が祖母の家に来ていたようで、
軍部の人が頭上に飛行機が飛ぶたびにモールスを打っていたり、
ジャワから来ていた人が家の中に寝ずに庭の木にハンモックを張っていたり。
辛い中でもいろいろ賑やかだったとのこと。
中途半端ですみませんがこんなところです。
色々聞けるうちに聞いておきたいですね。
私こういうの忘れるのでだいぶ散文ですがここに残しておきます。